兵庫は、神戸・西宮・尼崎・姫路と、離れた4つの街に会場が分かれています。東京の下北沢のように劇場が徒歩圏へ密集する街は無いため、会場選びは規模とアクセスで絞り込むほうが実際的です。
特徴的なのは、2,000席級のホールが4館も並んでいることです。神戸文化ホール〔大ホール〕2,043席、神戸国際会館こくさいホール(固定席2,022席)、アクリエひめじ〔大ホール〕2,010席、兵庫県立芸術文化センター〔KOBELCO大ホール〕2,001席。規模だけでは差がつかないので、街と客席の形で選ぶことになります。KOBELCO大ホールは4層バルコニー形式で、舞台までの距離が近く感じられる作りです。
複数の規模を1か所で使い分けたい場合は、ホールが複数ある施設が候補になります。兵庫県立芸術文化センターは大2,001席・阪急中ホール800席・神戸女学院小ホール417席の3つ、アクリエひめじは大2,010席・中693席・小164席の3つ、神戸文化ホールは大2,043席・中904席の2つを持ちます。神戸女学院小ホールは舞台と客席が一体になったアリーナ形式で、他の2つとは見え方が大きく変わります。
小・中規模の演劇では、尼崎のピッコロシアターが中心です。県立の創造劇場で、大ホール396席のほか、中ホール200人・小ホール100人は固定席ではなく、舞台と客席の組み方を変えられます。神戸市内では新開地アートひろば(旧・神戸アートビレッジセンター)が232席で、こちらも可動式です。いずれも客席数が一定しないため、動員計画は実際の仕込みに合わせてご確認ください。
大阪から近いことも兵庫の利点です。阪急神戸線の特急なら大阪梅田から西宮北口まで15分ほどで、大阪・京都からの観客を見込めます。関西で複数公演を組む場合、大阪の会場と組み合わせやすい土地です。
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